善玉菌

乳酸菌で筋肉痛を改善

日ごろほとんど運動をする習慣がない方や、運動や作業などで普段はほとんど使っていない筋肉を使うと、早い場合では数時間後、もしくは翌日や数日後になって現れる筋肉の痛みのことを筋肉痛を呼びます。
筋肉痛の痛みの大きさはさまざまで、ひどい時には歩けないほど痛いということもありますが、ほとんどの場合は1週間ほど経つと元通りになります。

筋肉痛がどうして起こるのかという原因は、疲労によって筋肉の中に乳酸と糖が分解されることによって発生する化合物が血液の中にたまるようになるため、乳酸が痛みを引き落とし、筋肉痛になるものだ、と考えられていました。
しかし、普段は知らない長距離を走り、疲労するマラソン大会の翌日、ランナーの血液を検査した結果、ほとんど乳酸がたまっていないことが分かりました。
疲労をすると乳酸は確かにたまりますが、実際は血液中の乳酸は長い時間とどまらないため、値は一時的に上がっても筋肉の痛みと関係がないことが研究によって分かったのです。
食べ物を摂取することによって得られる乳酸菌で発生する乳酸は、筋肉が疲労してたまる乳酸と別のものであるため、乳酸菌が多く含まれる食べ物をたくさん食べたからと言って疲れやすくなるというわけではありません。

現在では、乳酸は運動を行うためのエネルギーとなるため必要な物質であり、筋肉の疲労を軽減する効果がある物質として見直されるようになってきています。
筋肉痛の原因はまだはっきりとは解明されていませんが、神経成長因子といった物質によって引き起こされるのではないかと考えられています。
乳酸は運動で燃焼されることによって、糖が分解され、エネルギーのもとになるという重要な役割があります。
さらに、乳酸菌には疲れによって起こる筋肉が縮まることを防ぐ効果があることも分かってきましたので、積極的に摂ることが推奨されています。